2008年10月18日(土)
居留守をつかって追い返せ
中村です。
私事ですが,祖母が一週間ほどまえに他界しました。
89歳,自宅・畳の上での往生でした。
私も新幹線に3時間ほど乗って,葬儀へ。
(予定のキャンセルなどでご迷惑をおかけした方,
申し訳ありませんでした。)
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通夜でのお坊さんのお話。
まずは声がガラガラであることのお詫び。
「昨日,酒を飲みすぎました」…ではなく
お医者さんに癌と間違えられて,
意味なく声帯をたくさん切除されてしまったとのこと。
これが弁護士の性なのか,
“うん?,医療過誤なの?,出番か!”
などと出しゃばりそうになりましたが,止めておきました。
(当たり前ですね)。
祖父は20年以上前に他界しているのですが,
そのときは,今回のお坊さんのお父様に読経をいただいたそうで,
祖父・祖母夫婦は,お坊さん親子にお世話になった形です。
田舎には都会にはない人間的なつながりがあるものですね。
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祖母の部屋には,
“100歳までの長寿の秘訣”みたいな詩がかざられており,
詳しくは忘れましたが,だいたいこんな感じだった記憶です。
(だいぶ違うかな)
60歳で迎えがきたら,ふざけるなといって追い返せ
70歳で迎えがきたら,忙しいといって追い返せ
80歳で迎えがきたら,居留守をつかって追い返せ
90歳で迎えがきたら,***(→忘れました)と嘘をいって追い返せ
100歳で迎えがきたら,そろそろぼちぼち参りますといえ
90歳の手前で他界した祖母は,
居留守が下手だったのか,嘘がつけないと思ったのか…
とはいえ,叔父ご家族の献身的かつ自然な介護によって
充実した晩年をすごした祖母,
一時は私の母(祖母の娘)すら分からなくなっていたのに,
他界する数日前に会いにきた私の母をみて,本当に喜んでいたとのこと。
同居の親戚も気づかないうちに,ほんの30分ほどの間に
眠るように他界したらしいのですが,最後の顔も安らかでした。