2008年02月の記事一覧:ブログ:ラーネッド総合法律事務所【東京都千代田区】

2008年02月23日(土)

なせば成る

昨日の金曜日,
仕事で山形県の米沢市にいってきました。
もちろん仕事です。

平日にリラックスできるような身分でもないため
温泉は我慢してきましたが,
米沢牛はいただいてきました(美味♡)。

さて,自然以外に歴史も豊なようです,米沢市。

次のNHKの大河ドラマは
上杉謙信らにつかえた知将「直江兼続」だそうで,
ご当地,いまから盛り上がっていました。


あと,勉強になりましたのは,この言葉,

『なせば成る なさねば成らぬ 何事も
成らぬは人の なさぬなりけり』

を述べた人物が,江戸時代の第9代米沢藩主
「上杉鷹山」 ウエスギ ヨウザン
という方であると知ったことです。

藩の財政ひっ迫時に17歳にして藩主になり
大倹の断行を近い,自ら一汁一菜を実行し
改革を進め,みごとに立て直した名君とのこと。

…一汁一菜,体にも良さそうですね。
ちなみに私は,帰りの新幹線で牛タンつまみに
ビールとチューハイを何本も飲み,
その後も,おでんとかをぎょうさんと…(反省)。

これでは,
ウエスギヨウザンではなく
タベスギギョウサンです。
(すみません。。。恥)


さて,「なせば成る…」ですが
だれでも一度は聞いたことがある名言ですが,
やはり無教養な私は誰の言葉なのか,
これまで知りませんでした(恥)。

でも,弁護士としても忘れてはならない大切な心構えです。

この心構えを忘れ,名声・評判におぼれ
楽な事件ばかり数をこなして収入にし,
厳しい状況になった事件については早々に逃げに入る…
そんな弁護士にはなっていけないとつくづく思います。
(これ以上,書けませんが,ちょっと意味深に)

あっ,私の場合には,その前に,
「溺れることができるほどの名声・評判」を得ないといけません(汗)。
ついでに(?),あんな海やこんな海にも溺れてみたいと思う30代後半です。

…ん?

もう一度,上杉鷹山や
上杉謙信,直江兼続,前田慶次らについて勉強をして
こころを鍛えておきます,はい。

今回はこれにて。

※ 次回予告
 当事務所のほこる芸術家の作品を紹介します
 (堤のことではありません)。

投稿者:中村 しん吾 │ この記事のURL │ 雑感 │ このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 Buzzurlにブックマーク

2008年02月13日(水)

奇貨おくべし

弁護士になりたてのころ,
堤弁護士に,酒席で何ども言われた言葉

「お前なんぞ,本来は雇わないが
奇貨おくべし
と思って採用したのだ」

無教養な私は,その意味が分からず
「本来は100円玉の方がよい。
しかし,ときには10円もないと不便。
だからお前のような奴も採用したのだ」
という意味かと思っていました。
堤もそんなところだと相槌をうっていました。

ところが,「史記」(中国王朝の歴史を司馬遷が編纂した歴史書)
に,この言葉の語源となった話がありました。

とてもかいつまみますと,
韓で人質として冷遇されていた秦の王子に対して
商人が大金をつぎこみます。
ついには20人の兄弟のなかから,
その王子に秦の王位を承継させることに成功します。
それにより,その商人は莫大な財と地位を手にいれます。
ちなみに,その「王子の息子=実はその商人の息子」が
始皇帝とのことです。
(こんな要約でよいでしょうか,横山光輝さん)

要するに,その話からすると,「奇貨おくべし」とは,
かわった貨幣は将来値があがるかもしれないので
もっておきなさい,という意味になるようです。

ふむ,なるほど。要するに,堤弁護士は僕を
いまは使えない人物でも将来は化けるかもしれない,
投資というか期待をこめて採用したということだったのか!
などと,少し嬉しくなりました。

そこで,やはり酒席で,
「奇貨おくべし」とは,こういう意味だったのですね。
少々は値が上がりましたでしょうか?
と少し誇らしげに話しかけました。

堤いわく
「確かに,本来の意味はそうだけど,
俺が使った意味は違う。
10円玉のほう。
いまだにお前は10円玉」

しばらく旅に出ようかと思います。
ごきげんよう。

投稿者:中村 しん吾 │ この記事のURL │ 雑感 │ このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 Buzzurlにブックマーク