2007年10月の記事一覧:ブログ:ラーネッド総合法律事務所【東京都千代田区】

2007年10月12日(金)

修習生

先日,数名の司法修習生とお話しする機会がありました。
司法修習生というのは,司法試験合格後,裁判官・検察官・弁護士になる前に司法研修所というところで勉強している人たちです。

お会いした修習生の法曹三者に対する思いを聞き,自分が修習生の頃を思い出しました。
そして,修習生だった頃からまだまだ修行・成長が足りないと自戒もしてしまいました。

その修習生の方々と事務所の弁護士数名とで食事をしたのですが,お酒飲み過ぎにも気をつけようと,この点でも自戒しました。

投稿者:永井 誠 │ この記事のURL │ 雑感 │ このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 Buzzurlにブックマーク

2007年10月12日(金)

「冠省にて失礼します。」

「冠省にて失礼します。」

これは,現在,私が好んで使う内容証明の書き出しの文言です。

弁護士になりたての頃は,「前略」としたり,
逆に「ますますご清栄」と書いたり,いろいろでした。

でも,どちらにも違和感がありました。

内容証明は,私ども弁護士が基本的には紛争の相手方に送るものですから,
必要以上にうやうやしい書き出しにする必要はないと思うのですが,
それでも「前略」というのは,いささか殺伐として品がないような気がします。

しかし,お金の支払いや契約解除,離婚を求めたりする文章の書き出しで
「ますますご清栄」も何もないような気がします。
まして,財務内容に不安があるので仮差押を準備している相手方や
そちらのなさったことは犯罪であるとして刑事告訴を予定している相手方に対して
ますますご清栄のこととお慶びを申し上げるとなると,
なんか,だいぶ,違うでしょうと(笑)。

そんなとき,ある件の相手方弁護士から届いた内容証明の書き出しが
「冠省にて失礼します。」でした。
あぁ,自分の感覚に一番近いのは,これだなと思いました。

うやうやしいご挨拶はしないものの,
それを省くこと自体については礼節をもって一言お断りを入れている
その辺のバランスがちょうど良く感じたのです。

以上は全くの趣味の話で,「ご清栄」でも「前略」でも全く問題はないですので
(実際,当事務所のメンバーでもそれぞれ好み文章を使っています)
内容証明の発送をご依頼される場合には,
どうぞ遠慮されることなくご意見を頂ければと存じます。

早々

投稿者:中村 しん吾 │ この記事のURL │ 雑感 │ このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 Buzzurlにブックマーク

2007年10月02日(火)

塩のおにぎり

この証拠であれば勝てますか?この証拠では負けますか?

よく,こういったご質問を受けることがあります。
しかし,正直に申し上げれば分かりません(笑)。

私は,このようなご質問を受けた場合には「料理人と食材」を例に説明することが
あります。

依頼者の方がすばらしい食材をお持ちであれば,料理人も美味しい料理を作りやすい。
(もちろん,食材探しをお手伝いもするわけですが)
例えば卵をお持ちいただければ目玉焼きをつくることができます。
しかし,やっぱり気を抜いたり油断したりすると,
せっかくの食材を台無しにしてしまうことも考えられます。

逆に,名人の域にある料理人であれば,食材に恵まれていなくても,
美味しいものを作り出します,塩だけで素晴らしいおにぎりを握る方のように。

弁護士の仕事と証拠の関係も,これと似たところがあると思っています。
どんなに有利な証拠があっても油断してはいけませんし,
証拠上は不利に感じても(もちろん,それは依頼者の方に説明するものの)
与えられた条件下でベストを尽くすべきなのだろうと思います。

そして,塩だけで相手の料理を上回るおにぎりが握ることができたなら…

などと夢を昼間からみてはみますが,
そう簡単に名人の域にはいけそうにもありません(苦笑)。

さて,今日も調理を始めるとします。

投稿者:中村 しん吾 │ この記事のURL │ 雑感 │ このエントリーをはてなブックマークに追加 Save This Page to del.icio.us このエントリーをlivedoorクリップに追加 Buzzurlにブックマーク